1.常世の謎かけ
・独特の世界観とよく考えこまれたギミックに楽しませてもらいました。トゥルーエンドまで行かせてもらいましたが、そこに行くまでの達成感があり、よく考えて作りこまれたゲームだと思いました。
・1マップがじっくり作り込まれている作品。
昔の探索系のブラウザゲームを思い出すような探す楽しさを味わうことができました。暖かい雰囲気を感じさせるイラストも◎
・雰囲気作り〇、テンポ〇、難易度調整〇。
謎解きゲームというのは簡単すぎても難しすぎても萎えてしまうものですが、本作はそこらへん上手ですね。特にTrueクリアにちょい工夫が必要なところが良い。
・優しい、独特な雰囲気ですね。プレイヤーにゲームの目的(脱出)を伝えてあげることで、よりゲームを楽しみやすくなりそうです。
2.神様は夢の跡
銀賞
・ミステリアスな雰囲気とキャラがかわいいながら、一つ一つの行動に意味を持たせている作品で話の完成度も高く、とても感動させていただきました。素晴らしいゲームをありがとうございます。
・物語と設定が作り込まれており、TrueEND含めて最後までプレイするとその感動と驚きを感じることができる秀逸な作品。家族に感情移入しながらプレイを進めることができ、家族であることの喜びや大切さを考えさせられる心温まる、切ない物語でした。
・最初の血飛沫でしっかりとホラーを意識した後徐々に柔らかい雰囲気になったと思ったら思い出のところで出てくる砂嵐にビビってまた優しい雰囲気の過去話。この思い出シーンとホラーシーンの緩急に感情を揺さぶられます。そしてゲームを進めるごとに明らかになる事実。感情と事実の両面でプレイヤーを引き込んでくる作品です。
・キャッチーな導入から始まり、テンポよく順序立ててお話が展開されるため、スムーズに、優しい世界を楽しめました。探索の際、プレイヤーが「そうしたい」と思える環境や道筋を用意することで、意図を持って能動的に選択を楽しめるようになりそうです。
3.お昼どきにおはなしをしよう。
・短い時間のゲームですが、内容は詰まっており、3人の男性との恋愛
模様が楽しめる作品でした。キャラデザや立ち絵やスチルなどが凝って
おり、よくできた作品だと感じました。
・日々の任務の合間、お昼時のほのぼのとした雰囲気が良いですね。和やかな雰囲気でまったり遊べました。短いお話でしたが、始まりから終わりまでまとまっており、キャラクターボイス付きで本格的なゲームだと思いました。
・柔らか雰囲気な短編乙女ゲーノベル。短編ではありますが、ボイスあり過去編ありと、気に入った攻略対象がいればちゃんと楽しめる作り。
ちょいと乙女ゲームをしたいときにおススメ。
・ボイスがついていると、キャラクターを強く感じられて良いですね。
キャラクターが魅力的だからこそ、少しずつ好みを探ったりしながら交流を深めるような、そんな恋愛のもどかしさも楽しんでみたかったという思いです。
4.ヒエンタン
銅賞
・アクション要素とRPGの戦闘要素が混じった作品でした。
とても個性的でありながら、オリジナリティがあり全ての展開を楽しませていただきました。素晴らしいゲームをありがとうございます。
・最初、横スクロールアクションかな?と思ったが、戦闘のターン制に驚いた。アクション要素+ターン制戦闘という斬新さを感じました。戦闘テンポが良く、条件満たすことで戦闘省略できるのが良アイディア。また、敵グラフィックがアニメーションするのもコミカルで面白いです。
和風ファンタジーらしい王道ストーリーで、ダンジョン探索と戦闘で夢中になってプレイすることができました。
・まず2Dスクロールアクション×RPGという発想が面白い。
さらに良いのがアクション中に一々RPG風バトルが入るとテンポが悪くなりそうなところを戦闘省略などでしっかりフォローする等、発想しただけでなくその思い付きがちゃんとゲームとして面白く機能するような配慮が随所に見られ、プレイしやすさも◎。この組み合わせの発想抜きにしてもゲームとしての完成度も高いと思います。
・取捨選択の悩みを楽しめた一作でした。しっかり探索・戦闘して物資を潤沢にするか、スピードクリアで良い報酬をもらうか、三文字熟語を揃えてピーキーにするか、ばらばらでまんべんなく揃えるかなど、しっかりと揺さぶられました。
5.COUNT
・個性的な脱出ゲームということで、色々やり方を模索してクリアしていく楽しみを感じました。次のゲームを期待しています、頑張ってください。
・タイトル画面の不気味な雰囲気が良い。
限られた時間と白黒の神社という恐怖要素があり、緊張感を持って探索できました。
・一歩毎に時間が経つ脱出ゲーム。
最適解を目指して歩いていくのが大事なので一歩も無駄にできない緊張感が良い。モノクロのマップも雰囲気出てていいですね。
・「制限の中で生き延びるためにもがく」という緊張感を前面に受け取りました。繰り返しプレイの楽しみ、つまり「知識の蓄積による克服」がより深く楽しめると、さらに面白さを発展させられそうですね。
6.月影庭園-書庫-
・前作の神様は夢の跡をやっていると、より楽しめる作品でした。高品質のシナリオとキャラが可愛く没頭して楽しむことが出来ました。素晴らしいゲームをありがとうございます。
・四季巡りの従者が面白い。クリックの煩わしさはありましたが、屋敷を探索する楽しさとワクワク感、屋敷の正体とは?で先が気になる作品でした。主人公(藍)の可愛らしい雰囲気が印象に残りました。個人的にこの屋敷、泊まってみたいな。
・神様は夢の跡と同じ作者様なのでホラーあるかと身構えましたが今度は流血というよりはじわじわくる感じの怖さなのでここでもまた緩急持って感情を揺さぶられてしまいました。神様は夢の跡とセットでプレイ推奨。
・当コンテストに応募されている「神様は夢の跡」とセットで遊ぶべき一作ですね。先を読みたくなる情緒・驚き・感動… 感情が強く揺さぶられました。
7.たそがれ時、君を想ふ。
・設定がよく作られており、それをゲームに反映できており、キャラの特
徴を生かしたシナリオを楽しむことができるゲームでした。素晴らしいゲームをありがとうございます。
・登場人物と設定と掛け合いがしっかりしており、活き活きしている
どのルートを選んでも登場人物全員出てきて喋るので、メリハリを感じて楽しくプレイできた。吸血鬼だということを隠そうとする面、大っぴらかに明かす面、バレる面それぞれの反応を見ることができ、シナリオ面でも印象に残る作品でした。
・全員にしっかりした立ち絵にフルボイス、ルート複数、その他おまけ要素も充実とノベルゲームとしてかなりしっかりしています。内容も設定・キャラ共に立っていて、シンプルに高水準。主人公のヒミツをいかに隠すか(そしてバラすか)のハラハラ感を楽しんでください。
・そうそう。こういうキャラクター、いいですよね。各キャラクターが立っていて、絶妙な「フェチ」もくすぐられました。その時点で、最高でしょう。(※私は男性ですが、いわゆる乙女ゲーム等もそれなりに遊ぶ人です)
8.其は幽冥に非ず
金賞
・謎解きが面白く独特の世界観に引き込まれてしまうぐらいの存在感があ
るゲームです。加えて素材や音楽のクオリティが高く、文字の読みやすさも考慮されています。素晴らしいゲームをありがとうございます。
・キャラクター同士の会話や脱出するまでのストーリーが面白く、夢中になってプレイできました。結界によって閉じ込められた人たちが脱出するために屋敷内を巡るシンプルな目的ながらも、設定が非常に作り込まれており、脱出するための行動の流れや会話、仕掛け、誰が何の目的でやったのかなど、最後は全て知ることができたのでスッキリした気持ちでプレイを終えることができました。キャラクターの表情も細かく変化するので見ていて楽しかったです。感情表現も豊富でとても印象に残りました。
・短編ですが、キャラクター同士の掛け合いや動きが豊富でプレイ時間以上に充実した内容という印象を受けました。その場その場のやり取りも面白いのですが、設定も一貫してしっかり作られているので全体を通しての読後感も◎。あと内容とは関係ないのですが、設定項目は豊富だしプレイ環境にも配慮があるしノベルゲームとして快適に読み進めるための工夫がかなりしっかりしている。参考にします。
・端的にテーマや目的が提示され、スムーズにゲームに没入できました。キャラクターやUIグラフィックなど含め、総合的にクオリティが高く驚きました。システム面や細かい立ち絵変化など、ストーリーを楽しませるための「おもてなし」が随所に感じられるのも、好きです。
9.モッコモンストーリー
・モッコモンと人とのバトルに焦点を当てたゲームです。バトルに入るまでの過程のストーリーも面白く、ゲームに引き込まれます。素晴らしいゲームをありがとうございます。
・古きよきRPGという印象を受けました。序盤は入手金額が少ないなど出来ることが限られるので難しいと感じるかもしれないが、慣れてくると面白さが出てきます。モッコバトルしたりモッコモンを集めたり、デスモッコ団と戦ったりと攻略の自由度が高く、どんな攻略順序やパーティーでも程良い感じのバランスだったのでバランス調整が非常に秀逸な作品だと思いました。それなりに長く遊ぶことができ、満足度も高い作品でした。
・モッコモンと呼ばれる生物を集めながら冒険するモンスター収集型RPG。という触れ込みの通りポ〇モン(特に初代世代)好きならニヤリとしてしまうネタ多数。単なるオマージュではなく、モンスターを加工したり売ったりといったこともできるため色々な楽しみ方ができる。そういった発想が良いことに加え、エンカウントモードの設定(こういうゲームだとエンカウントにストレスをためることが多いんです)や戦闘時に弱点の表示がされる(こういうゲームだとまず属性を覚えなきゃなのが面倒なんです)等ゲームとしてプレイヤーに優しい作りがしっかりされている点も◎。
・モンスターをボールで捕まえる某ゲームがお好きなのだろうなと感じる一作でした。捕獲・収集への誘導がカギになるとも思います。
10.鬼の目にも涙
・鬼と人間を題材にした探索ゲームです。探索する楽しみがあったり、途中で武器や防具を強くする楽しみがあります。次のゲームを期待しています、頑張ってください。
・Unityで作られた洞窟探索ゲーム。目的としては鬼が彷徨く洞窟を探索し、数珠を手に入れることでしょうか。洞窟内は鬼がうろつく不気味な雰囲気ですが、たまにあるクイズフロアやお店フロアの雰囲気にほっと和みました。いろいろ気になった点が目立つけど、Unityで1本のゲームを作り上げた点は自信に繋がるので、今後の作品に期待したい。
・全体的に暗くて重い雰囲気なんですが洞窟のところどころにいるお店屋さんやクイズ出してくる小動物(?)が雰囲気壊してていいですね。避け&探索ゲーですが適度に逃げ切れる敵配置と敵の速さのバランスは良。
・“制作中の苦労の痕跡”のようなものを感じ、つい応援しながらプレイしていました。各要素の役割がより明確に伝わるようにすると、面白さが伝わりやすくなるかもしれませんね。
11.夢神島~サバイバル忍者~
・忍者を主役にした島から脱出タイプの探索サバイバルゲームです。多くのパターンの脱出パターンがあり、脱出する仕方を色々変えて脱出することができます。次のゲームを期待しています、頑張ってください。
・無人島からの脱出手段を探るのが面白いゲーム。中にはこんな方法で脱出できるの!?と突っ込みたくなる方法、突然放たれるボイスなど、いろいろ楽しむことができた作品。いろんな脱出方法を探ることで結構な時間遊べる作品。ニューゲーム押しても上達度がリセットされなかったり、たまにターンがマイナス表示になったり、体力が0になってもゲームオーバーにならなかったり?とシステム面での気になる点が目立っているのが惜しいポイントだと思いました。
・忍者が無人島からの脱出を図るゲーム。普通に脱出するだけならサッサとイカダを作ればそれで済む話なのですが、脱出の仕方がいくつもあって変わった脱出の仕方を探すのが楽しいですね。
・サバイバルのロールプレイを楽しみました。「どの行動をするか」を意識して選択できると、サバイバルの緊張感や手探りで試行錯誤する体験をより強く感じられそうですね。(つまり、各行動のメリット・デメリットがどう関わり合っているか)
12.ペルジパング
・とても奇抜なシナリオとキャラクターのゲームです。シナリオもしっか
りしており、臨場感と恐怖感をもってアドベンチャーを楽しむことが出来ました。素晴らしいゲームをありがとうございます。
・6つのストーリーを見て順番を考える。ホラーある和風ゲームという印象。独創的な雰囲気とリアル感溢れる3Dグラフィックで、とても印象に残った作品でした。1つ1つのストーリーは短いですが、グラフィックの完成度が高くインパクトがあったため、濃厚にまとまっていると思いました。
一度プレイしたらずっと記憶に残りそうです。
・和風ホラー。PS2みたいな3Dと唐突に流れるFLASH全盛期みたいなボイスが雰囲気作りにいい感じに貢献していてかなり印象に残る。加えて物語の順番がバラバラなのも不条理感を増幅させているが、それが逆に物語の繋がりが見えた時のスッキリ感にも繋がっていて◎。
・「なんだこれは!?」という感じの、混乱。混沌。強烈なインパクトでした。まさに、それが魅力と言えるのでしょう。
13.褐色ロリ巫女発見伝
・巫女と陰陽師の王道バトルストーリー・・・と見せかけて結構王道から
かけ離れている移植のギャグ寄りのファンタジーゲームです。キャラ設定もよくできていますし、女の子もかわいくいいゲームでした。
・ぶっ飛んだ事をしれっと入れているところが・・・!1時間で遊べる短編RPGですが、この1時間の密度が高く、しっかり始まってしっかり終わらせており、メリハリを感じられました。ハイテンポで進む戦闘やイベント、マップ探索も爽快。その点もあってか、サクサクプレイすることができました。戦闘はそれぞれの特徴を活かして乗り切るスタイルが良アイディア。シナリオの話ですがあの2人に言いたい。調子に乗りすぎて自滅しないでねお願いだから。
・短編RPGは戦闘テンポと爽快感が命。その点このゲームは非常にテンポよく進む戦闘とバシバシ特技を撃てる爽快感が良い。特にピンチにTPがMAXになって全回復&能力UPで逆転できた時の爽快感はとても大きいものがあります。カジュアルモードとチャレンジモードで難易度調整が出来ますが、どちらも戦闘バランス◎。あっという間にプレイ時間が過ぎていきます。キャラもかわいいですしね(個人の趣味)。
・ポップな世界観を楽しみました。また、「ギリギリの局面でTP最大になり逆転する」体験が、アツイ!