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1.Liz in Terror Night

(ケ)ダークな感じのゲームで、魔法陣を使ってシナリオを進めるシステムは面白いと思いました。
次のゲームも期待しています。頑張ってください。

(m)この作品の面白いポイントは、適切な魔法を考えて進めることです。
作中で登場する豊富な魔法、どれを使ったら先へ進めるのか考える楽しみがあり、それが当たったときの達成感は素晴らしいものになりました。探索ゲームとしてしっかり楽しめる作品です。
明らかに使わないだろうと思われる魔法も、使ったら専用の反応が出てくるので、細かい箇所までこだわって制作されていると感じました。
シナリオ面は、2人の過去がゲームを進めていくと徐々に明らかになっていき、2人の関係性を考えてプレイできました。
探索を終えた後、屋敷での出来事から、リズは本当に幸せだったのか・・・最後の終わり方も印象に残る良いものでした。

(ザ)脱出ゲームというよくあるジャンルではありますが、脱出に使うのは魔方陣、しかもそれを書くのは自分。ということでゲーム全体の雰囲気も含めて作者様の独特のセンスが光る一作です。
セリフ回しも面白く、脱出に関係なさそうな魔方陣もついつい書きたくなっちゃう「魔力」がありますね!好奇心に負けて何度自らゲームオーバーに飛び込んでしまったか…リズさんごめんね。
ちなみにリズさんのキャラ、個人的にかなりツボ。

​(松)独特な操作・システムでプレイヤーを楽しませたいという思いを感じました。

2.Machiavellist7

(ケ)深いシナリオ、シナリオからくるキャラの関係性、それらを経て構築されていくシナリオなど、とても高レベルに絡み合って素晴らしいと思いました。
素晴らしいゲームをありがとうございます。

(m)父から子に受け継がれていくストーリー展開にワクワクしました。
登場人物も豊富で、皆それぞれ個性があります。最後まで仲間で行動する人もいれば、裏切る人もいる。キャラクターの動向が気になる作品でした。
この作品には多くの銃が登場し、1つ1つの説明文も丁寧で作者様の幅広い知識を感じられます。読んでみると新たなる発見ができるのではと思います。

(ザ)銃と魔法の世界を舞台にした本格長編RPGです。私も10時間近くかかりましたのでプレイされる方はしっかり腰を据えてプレイしましょう。
…と言うと身構えさせてしまうかもしれませんが大丈夫。
ゲームデザインはよくあるRPGの仕様を大まかに踏襲しつつもオリジナル要素も豊富、そのオリジナル要素は丁寧に説明されているのでとても遊びやすい作りになっているのが好印象。
また、この手の長編は雑魚戦が面倒に感じてしまうことがままありますが、そうならないように直感的かつスピード感を持ったバトルになるような工夫が随所に凝らされています。
リッチモードや無双モードといった救済措置も用意されていますが通常プレイでも十分スムーズにクリアできました。
ストーリーも熱く、気付けば長編ということを忘れて最後までプレイしてしまってる作品です!

​(松)お話や世界観を盛り上げるための、細部までの作り込みが良かったです。

3.厄災メモワール

(ケ)色々な行動で選択が変わったり、キャラが多く、掛け合いが面白かったりとそのランダム要素を楽しむことが出来ました。
次のゲームも期待しています。頑張ってください。

(m)水彩画で描かれた可愛らしいイラストが素敵です。
3人を仲間にする訳ですが、どの順番で仲間に入れていくか等、各キャラの好感度を上げることでも変化するエンディングいろいろな選択肢が用意されており、探す楽しさを感じさせられる作品でした。
一枚絵も豊富で徐々に開放されていく楽しみもあります。
周回が前提になるため一度仲間にしたキャラは選択肢を選ばなくても仲間にできるようなスキップ機能があるとよかったなと思いました。

(ザ)ギャグだと思ってプレイを開始したのですが進めるにつれ意外に色々考えるべきことが多い。
勧誘パートも即死ゲーかと思ったらちゃんと仲間にするために何を話すべきか何を話したか考えつつ
3日間でやれること、やるべきことは多く時には突然探索ゲームが始まったりと展開はかなり多彩。
そして最後にはシリアス展開も。プレイ開始時の印象とクリア後の印象がガラリと変わる一作。

​(松)独特な世界観や表現が、お話ともマッチしていたのではないでしょうか。

4.Last Lunatic Rondo

(ケ)人狼+ノベルゲームという斬新な組み合わせのゲームで、その舞台で行われる頭脳戦や濃厚なシナリオを楽しむことが出来ました。
次のゲームも期待しています。頑張ってください。

 

(m)人狼ゲームを題材にしたノベルゲームですね。
登場人物全員、殺す・殺されるという緊張感、誰が味方で誰が裏切るか・・・といった緊迫した駆け引きが出ており、まるで1本のサスペンス小説を読んでいるかのようなワクワク感がありました。
とても楽しくプレイさせて頂きました。

 

(ザ)いわゆるリアル人狼系のノベルゲームですね。
基本的に一本道ですが方針整理で今主人公考えてることを振り返れたり予備知識でルールのおさらいを都度都度できるのがユーザーフレンドリーでいい感じ。
プレイ時間40分~60分と結構な分量ですが、そういった気遣いに加え、キャラクターがどれも個性的でイラストもかわいくカッコよく、スチルも多いので最後まで読み進めるのがまるで苦にならない。
シナリオもいいので人狼ゲーム好きな方は是非。

 

​(松)人間ドラマのハラハラ感、サスペンス感が良かったです。
少しずつ主人公に感情移入して、どうすればよいのかと思いながら遊びました。

5.THE LAST WISH

(ケ)王道のゲームで堅実なシナリオを楽しむことが出来ました、戦闘も凝っていて、攻撃シーンも楽しく見させていただきました。
素晴らしいゲームをありがとうございます。

(m)王道ストーリーが好きな人は間違いなく好きになれる作品だと思います。
マップ、戦闘システムが非常に完成度が高く、作品に対する強いこだわりと熱意を感じました。
特にキャラが活き活きと動く戦闘が良い・・・!!
戦闘アニメーションとスキル発動の際のキャラドットの動きの完成度が非常に高く、手に汗を握る戦闘を楽しむことができました。

(ザ)「古き良き王道の2DドットRPG」を標榜されているだけあり、ドット絵を中心に据えた美しい演出が魅力。時代的にはSFCの末期あたりに演出を+αしたイメージでしょうか。
戦闘に関しても「古き良き王道RPG」という感じではありますが、戦闘難易度を途中で変更できたり戦闘を高速化できたりとプレイヤーへの気遣いは現代基準なのがGOOD。
また、ストーリー上では各キャラに歩行グラだけでなくいろいろなポーズのドット絵が用意されていて個性的なキャラクターの魅力を更に増しています。
演出、戦闘、ストーリー、全体を通して「古き良き王道の2DドットRPG」の雰囲気を損なわないまま一歩先を進んでいます。とにかく作者さんがこの時代のRPGが好きな気持ちが伝わってくる、入魂の一作といった印象を受けました!

​(松)作り込まれた世界観・立ち絵・エフェクト・演出など、強いこだわりを感じた一作です。

6.Journal Journey

(ケ)オムニバス形式のシナリオで、それが最終的に重なっていくところを見るのが楽しかったです。
次のゲームも期待しています。頑張ってください。

(m)シナリオが非常に良い作品でした。
冒頭で魔王罪として処刑される場面を見て、そこに至るまでの王子と書記官の旅路、それぞれの視点で進んでいく物語を楽しませて頂きました。黒幕が出てきたあたりからの展開が特に面白かったです。
世界観設定も作り込まれており、ドット絵とマップということで、ノベルゲームなのにRPGらしい広大な世界を冒険しているワクワク感がありました。
マップとキャラドットが文章に合わせて細かく変化するポイントが非常に丁寧に制作されている印象を受けました。

(ザ)ドット絵RPGのような画面で進むノベルゲーム、珍しいジャンルですね。まずこの時点で心惹かれました。
特にノベルゲームではなかなか難しい、キャラクターの動きを画面上で見せることができるのがいいですね。文章に合わせてドット絵がこまごま動くのが時に迫力があり、時にかわいい。
全体としてみるとかなり長いノベルなのですが、1章1章がはっきり区切られていて読みやすく、そしてそれぞれ最後につながる伏線を持っているので中だるみなくしっかり長編ノベルに浸れます。
もちろんシナリオも良いのですが、プレイヤーをしっかりシナリオに引き込むためのこういったゲーム的な構成の工夫にとっても高評価。

​(松)最序盤のとある展開から、「何があったのか?」と興味をもたせる構成が良いですね。
味のあるドット絵表現も、細かい描写や表情・その奥にある心情を(見えないからこそ)想像できて、好きです。

7.迷子と恋と獣人と

(ケ)ハードな展開の始まりですが。そこで織りなすシナリオや住んでいる村での他社の交流を丁寧に書いてあり、とても暖かい気分になりました。
素晴らしいゲームをありがとうございます。

(m)アイシャとエイデン、それぞれが持つ過去や想いが伝わってくる作品でした。物語が進むとアイシャは残りたいのか?帰りたいのか?選択を悩み、自ら考える様子が描かれており、アイシャの気持ちになって読み進めました。
アイシャは元の世界に戻るのが幸せなのか、戻らずエイデンと一緒に過ごすのが幸せなのか、読了後はどっちが良い結末だったのだろうか・・・と考えさせられました。
キャラクターイラストも表情豊かに変化し、シナリオを盛り上げる一枚イラストで、シナリオも合わせてとても楽しくプレイさせて頂きました。

(ザ)キャラクターの葛藤と成長の描写が魅力的な今作。
メインキャラはもちろん、脇を固めるキャラも含めどのキャラクターも個性的で好きになれました。
1人1人の描写も良いのですが、キャラ同士のやりとりも心温まるものからクスッと来るものまで引き出しが多彩で楽しめます。
しかし、キャラデザがどれもいいですね~…いや、私が個人的にもふもふ好きなものですから…

​(松)異世界で徐々に成長していく少女を追って読み進めていくことで、徐々に没入していく感覚がありました。
少女の葛藤に感情移入しながら、楽しみました。

8.ASY(I)LUM

(ケ)濃厚で難解なシナリオですが、シナリオの真実を解いていくのがとても楽しかったです。クイズもとても楽しめました。
素晴らしいゲームをありがとうございます。

(m)非常に作り込まれた探索アドベンチャーで、最後まで夢中になってプレイしてしまいました。タイトルの意味が分かったときの「そういうことか!」感は半端なかったです。
最初は密室から始まり、通路・森・遺跡とステージが変化するので、そのステージで何の謎解きがあるのか?というワクワク感と、次はどんなステージが出てくるのかな・・・?という期待感がありました。
謎解きもかなり本格的で考えるのが楽しく、自力で解けた時の爽快感はなかなかのもの。考えるのが難しくてもヒントと解答が見られるので安心してプレイできました。

(ザ)舞台は1900年代初頭のロンドン。精神世界で、その自意識と一体化して謎を解き脱出せよ。
と、言うわけでもう雰囲気がまず超オシャレ!イラストも文体もしっかり雰囲気に合っててゲーム全体に高級感が溢れている。
ちょこちょこ挟まる小ネタも雰囲気に合ってて◎。
情報の提示の仕方も多彩かつ雰囲気に合っている。
大事ですよね、こういうゲーム全体の雰囲気の統一感…おかげでOPで引き込まれてからしっかり最後までゲームに浸りつつ楽しめました。

​(松)何を調べて、どう謎を解けばよいのか…と、頭をフル回転させながら楽しんだ一作です。

9.その気になれば出られる部屋

(ケ)短いシナリオですが、一個一個のシナリオの
インパクトがすごく、とても印象に残る作品でした、
素晴らしいゲームをありがとうございます。

(m)部屋から出ることが目的だと思われますが、部屋の中で知る自身の過去やシュウとの思い出・・・
それらを知った後に出るか?出ないか?という選択の重みというゲーム体験がありました。
コマ割り形式でテンポ良く出てくるイラストが良い雰囲気です。

(ザ)タイトル通りその気になれば秒で終わる脱出ゲームなのですが、調べれば調べるほどウラの事情が明らかになっていく、ノベルゲームと言った方がいいでしょう。
一度クリアすると攻略手順を教えてくれる親切設計ですが、みんなちゃんと本棚は新聞紙以外も調べましょうね!かなりしっかり設定が練りこまれたノベルゲームになっています。
ちなみに私は目つきが悪いほわほわ髪が好きです。

​(松)部屋内で読み物を拾い集めながら、物語の輪郭が少しずつ見えてくるという、Narrative的な見せ方が好みです。

© 2023 cestoner02

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